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2005.06.09

日々のくらくらし。

CIMG0208 今住んでるのはこの家。二階建てで6部屋の客室が有る建物。約170坪の敷地に建ってます。つまり広い訳で庭の水撒き、建物内の掃除など、朝五時半からニワトリの鳴き声とともに起きて始めます。ゲストが多く忙しい時、ここから歩いて五分程の所に住んでいるメルス(私の婚約者・左端)も五時半に来てゲストの朝食つくりなど、朝の仕事を分担します。リネット(住み込みハウスキーパーで勤労学生・右端)の学校は午後からなので、午前中は三人で客室の掃除、洗濯、庭の手入れなど、やることは山ホド有りますが、、なにしろ此処はフィリピン・ミンダナオ島!ちょっと脱力しながら気楽にやってます。

[リネットのこと] ダート内田・デベロップメント・ファウンデーション(我々の現地法人でダバオを拠点としスポーツ・音楽・教育の振興を目指す)のスカラーシップで学校に通う大学生。ミンダナオ国際大学ですでに二年間、日本語の勉強をしている。このブログでも多少添削はしたものの、ほとんど自力で記事を書いた!えらい!

[メルス]  九歳の時から働き始めた。ハウスメイドをやったり、色んな家を回って洗濯をやったり(ラバンデーラと言う)、デルモンテの工場でパパイアの箱詰め作業をしたり、子守をしたり。そうして家計を助けながら学費を貯め、今から三年前、二十四歳で土曜だけ通う高校を卒業した。そして今は私の婚約者!えらい!

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Comments

笑顔に「くらくらし」ました。

ニワトリの鳴き声で目覚める朝。王道!
ダバオのニワトリはなんと鳴くのでしょうか。

朝といえば日本の誇る詩人谷川俊太郎さんの「朝のリレー」をご存知でしょうか。

「カムチャッカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から緯度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ」

知っている人が自分の知らない地で暮らし始めたりすると、なぜかこの「朝のリレー」という詩を思い出します。
ダバシューさん、メルスさんとリネットさんにうまく翻訳してあげてね。あっ、リネットさんに翻訳してもらったほうがよかったりして。

Posted by: アニキの妻 | 2005.06.09 06:28 PM

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