おくればせながらダバメル・クリスマス
24日、ワシらはシコタマ袋いっぱいのプレゼントを持って満員バスにゆらり揺られてメルスの実家タムガンに行った。昼間だったので全員はいなかったがメルスがソレゾレにプレゼントを配る。みんなそんなに高いものじゃないけれど嬉しそう。ワシらも嬉しくなる。
メルスの姉さん、エミーと息子のヘロン。
お返しに男の子みたいな妹がスルスル木に登りポメロ(ザボン)や椰子の実を採ってくれた。タムガンは山岳地帯とまではいかないが山のふもと。暫くすると“雲行き”が怪しくなってきてポツリ、ポツリと始まった。本格的に降り始めるとここはジャングル、あたりは泥沼。そうそうにカリナンに戻る事にした。
またもや満員バスでカリナンへ。この日は24日。みんな家族と一緒にクリスマスを過ごそうと何処へ行くにも満員なのだ。妹イネスの実家では御馳走が待っていた。もちろん全員で御馳走を囲みお祈りの後、群がる様に食事が始まった。この写真は少し落ち着いてからの物。家族全員のお祈りと、その後の群がりを皆さんにお見せしたいものだ。今年は日本に働きに行っている兄弟が多いのでここに集まったのは35人程、それでもスゴイ!
食事がひと段落したところでゲームが始まる。子供も大人も一緒になって遊ぶ。たまご投げゲームやら(本物の玉子のキャッチボール) 椅子取りゲームやら盛りだくさん、やく2時間近く続きその後、メインイベント、クリスクリンゲルだ!
みんな自分のプレゼントを持って輪になり“I love my Manita(Manito), yes I do. I love my Manita(manito) But I tell you”と唄いながら、あらかじめクジで決まっている相手にプレゼントを渡す。このクジにはプレゼントを渡す相手が書いてありその相手の名前は秘密なのだ。プレゼントを渡す人はこの輪の真ん中に来て「私のマニタは美人です・・・・・・黒く長い綺麗な髪です!・・・その人名前は・・・」とか「僕のマニトはハンサムで頭がいいです・・・・・おまけに力もちです・・・その人の名前は・・・・・・!」とかやる訳で、みんなが髪が長くなくても、頭が良くなくても(・・・?) 「それは私のことよ!」「それはワシだ!」などと“大騒ぎ”するのです。
山羊にプレゼントをくくりつけて現れたこの男はイネスの義理の兄さんです。
そんなこんなでカリナンのそば、マラゴスの蘭園にとったコテージについたのは夜12時近く。
これがマラゴス・オーキッド・ガーデンのコテージ。明けて25日。
これは“ウチの奥さん”です。
この後、カリナンの教会で朝9時からのクリスマス礼拝に参加してダバオに戻りました。
ここベルサリオでも、この住宅のチャペルから“サント・ニンニョ”がやって来た。
とにかくたっぷりと、祈り、楽しんだクリスマスでありました。
Comments
青空にそびえるクリスマスツリー。
キャミソールやTシャツのクリスマスパーティー。
元気モリモリの夏のお花たち。
きわめつけはトナカイならぬヤギを連れたサンタさん。
サマー・クリスマスもいいものですね。
Posted by: アニキの妻 | 2005.12.28 08:44 PM