再び、ダバメル日本滞在記
ちょっと忙しくなり「ダバメル日本滞在記」がストップしたがまた再開。11月16日、この日は池袋東横インを後に、渋谷区役所ーヤマハの大久保さんー横浜、斉藤宅の予定。
リーズナブル・プライスな東横イン。綺麗だしヨカッタ。朝ご飯付きでこの日のメニューはおにぎり・味噌汁・漬物。ふりかけをまぶしただけの簡単おにぎりだけどワシもメルス3個ずつ平らげる。
朝食の後、近くのコンビニに行ってメルスの実家用、ワシらの友達用にせんべい関係のお菓子を大量に購入。東横インから佐川で成田までダンボール1箱のお菓子を発送。ヤマハの大久保さん(以下・やすこさん)と渋谷で待ち合わせしていたのを忘れてしもうた!慌てて渋谷へ向かう。やすこさんは待っててくれる、との事で先に渋谷区役所で戸籍謄本を入手。
区役所から出たらメルスが「あ~ッ!・・」テレビで見たNHKだ~っと騒いでる。しかたないのでパチリ。ワシらのゲストハウスはケーブルTVが入っていてNHK・海外BS放送が65チャンネルで見れる。そんな訳でメルスはTV画面でこの景色を見た事があるのだろう。おのぼりさん観光モードに入ったメルスに「やすこさん、待ってるんだもんね、早く行かなきゃダメだもんね」とせかせる。
カクして・・・典型的に「ハチ公前」でやすこさんと対面!結局1時間以上待たせてしまった。ねーちゃん、スマン!このやすこさんとは30年以上の付き合い。ワシがまだ夢みる音楽少年だった頃、やすこさんはヤマハ楽器池袋店の新入社員(ヤマハ楽器において、女性で始めて店長をやり今ではヤマハ楽器本体の管理職をやっているやすこさん、エライ!)。毎日飽きもせずマーチンとかギブソンのギターが飾られているショウウィンドーにヤモリのようにひっついていたワシ・・・。それ以来、このねーちゃん、影・日向・小日向とワシやワシのような音楽少年少女を支えてきてくれた。長年ヤマハにいてそれなりの仕事人なので海外アーティストからの信頼もありよく来日アーティストから呼び出しをかけられているが今回はワシから呼び出されてわざわざ渋谷まで来てくれた。このねーちゃんの妹さとこちゃんにも会いたかったが仕事でこられず、残念!みんなで西村フルーツに入る。ワシはかねてから日本のプリンアラモードをメルスに食べさせて見たいと思っていたので、ここぞとばかりオーダー。
この輝くばかりのお姿!メルスはどこから食べていいものやら、迷っていた。
律儀なやすこねーちゃん、ワシらの結婚祝いを渡したくて無理やり来てくれたのだった!そこでプレス用に写真。さとこちゃんまで・・・ありがとう!今回は畑澤さん末信さんなど、そしてやすこさん、さとこちゃん、皆さんにお祝い頂き、「恐れ入ります、いたみ入ります」
別れしなに世界的に有名な渋谷のスクランブル交差点をバックにメルスとやすこさんのツーショット。時間がなく渡せなかったワシの音樂友達、天山へのお土産までやすこねーちゃんにお願いして渋谷を後にする。
東横線で一路サイトウてっちゃんの待つ横浜へ。やすこさんが寒いだろうと、メルスの為に持ってきてくれたジャケットに着替えて記念写真。
てっちゃん・みーちゃん、二人して横浜駅まで向かえに来てくれた。彼らは二人共歯医者さん、ワシらのために臨時休業してくれたのダ。サイトウ宅に戻り一服、あれこれヨモヤマ話をしていて歯の話になりいきなりメルスの歯を点検。「Cの2がどうした、コーした・・XYZがどうした、コーした・・・」てっちゃん・みーちゃん・ぼそぼそ・ひそひそ・・・・・いやな予感。サイトウてっちゃんいきなりワシらに「修二、行くド!」サイトー夫婦に拉致された南国田舎者夫婦はAMGのメルセデスに乗せられ車で15分程の彼らのアジト・診療所へ。
ビビッてるくせにカメラを向けると笑顔をみせるワシよりお調子もんのメルス。
治療してるのにカメラを向けるとマスクしたまま笑顔をみせるメルスよりお調子もんのみーちゃん。
彼らの必死の救助活動で一時的ではあるがメルスの虫歯もストップ。後は来年4月に正式な治療をして貰う事に・・。ダバオの歯医者事情はあまり良くない。もともと“歯”だけは信用のおける、斉藤歯科か中野坂上の林歯科(もと銀河鉄道の5人目のメンバーでもあり作詞家の林兄弟の歯医者さん)にお願いしたいと思っていたので、今回、林裕之こと・・寅さんとは会えなかったけれどてっちゃんに観て貰ったので“大収穫”。
そもそもこの日はワシの高校時代からの親友でありワシらの結婚式にダバオまでワシのアニキと怒涛の様に駆けつけてくれた、“ちょっと一服してくるわ男”(いのっこ)・“ちょっと試してみるべ男”(サイトー)・“何でも買い込み男”(ヤス)各諸氏とそのご家族様達と横浜・サイトー宅で集うのが目的。昔から、こんな時はalmost料理はワシが作るのがナラワシ。ごたぶんに漏れず今回もソーイウ事になってるらしく診療所からの帰り道、スーパーに寄って貰いメルスとワシでお買い物。フィリピン家庭料理の食材を集める。普段のパレンケ(市場)やモールのグロサリーと様子が違う、野菜も違う、肉も違う、とメルスは実感して片方の耳から少し煙を出していたが、なんとかGET!サイトー宅に戻りさっそく下ごしらえ。チキン・アドボ(醤油ベースで炒め煮した料理)トルタン・タロン(茄子のピカタの様な物)キニラウ(刺身を柑橘系の絞り汁でマリネした物)を作る。
みんな何時もの様にダラダラと集まる。そう、いつもの様に・・・・・・年をとったり、家族が増えたり、住む場所が変わったりしても、いつもの様に・・・・なかなかイイモンだ。てっちゃん・みーちゃんもこちょこちょとナンカかんかおつまみ作りプロフェッサー“何でも買い込み男”ヤスの奥さんせっちゃんはカズとふーちゃん、二人の子供を連れて来てギョウザを作ってくれた。実はダバオでもギョウザは食べられる。しかしあまり旨くない。メルスはシュウマイは食べるがギョウザには手を出さない様になっていた。ところが、おっかなびっくり食べた「せっちゃんギョウザ」に一口めからトリコになったメルスはギョウザ一目散に食べていた。またひとつ、メルスの“価値観”が変わった。オオキニ、せっちゃん!
かくして、わいわいガヤガヤ横浜の夜は更けて行くのでありました。今日はここまで・・・・・CU.
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