« August 2006 | Main | October 2006 »

2006.09.22

GINTE2・マスターCD

GINTE2の世界にたった5枚しかないマスターCDを聞いた。自分で言うのもなんなのだが・・・・ええ!すんごく~ええ!Cimg6199

実は、ここのところ11月に行われる「リコーダー・コンテスト」の事でワサワサ・ジタバタしていた。先生のトレーナーやったり各学校に配るための小学校・高校用の3声のアレンジをしたり審査員のための注意事項をまとめたり・・・。コメントくれた、これまた旧友・幸田実氏は素晴らしいベーシストだが昔はクラリネットを吹いてただけあってリコーダーのことも詳しかった。ワシもやってみて初めて分かったのだがリコーダーをキチントやるのはむずかしい。学校教材用の子供にもあつかい易く研究されたものでさえ息の吹き方ひとつで音程が揺れる。昔ワシのアニキ様がつかっていた木製のバロック・フルーテなんか天気で音が変わった。歌舞伎座の若手の人達と芝のABCホールでコンサートをした事があったが、その時ツズミの人はドライヤーで音色の調整をしていたもんだ。話がそれたが・・・つまり、こういったアレンジは有る程度、楽器の特性を知った上で楽器にあった和声を作らなければならない。そして、指使いに無理がないか、審査ポイントを考えたフレーズが入っているか、などを考え、かつ小学生・高校生各々に無理がないかも含めすすめなければならない。今年は悩んで何とかやったが (もっとも、今まではそこまで考えてはいなかったようだが・・・昔は日本のリコーダー奏者の方が指導して下さってたらしく本格的だった様だ。) 来年の編曲は幸田実氏に相談しよ~っと!Cimg6204

とにかくDAVASHUスタジオもセットし直してやっとGINTE2を聞いたのだ。半分以上の録音はここダバオでやったのだがワシらが10代の頃聞きあさり憧れていたアノ音、アメリカのイイ音にしあがってる~っ!ヨシオ・J・マキ氏と共作した「星の道しるべ」と言う曲なんか、あ~たぁ、じ~んときちゃう位なのだ。なにせ早くみなさんに聞いて貰いたいのだ。11月7日、日本でミディより発売。もよりのレコード屋さんにドーゾ。アマゾンでも買えると思うから海外の方もゼヒドーゾ。Cimg5970

ところで・・・ワシの好きなブログ、YEHEY!DAVAOでもランソネスが紹介されていましたが今日はこれ、ランブータン。この緑色のが完全に赤くなったら甘くて美味しいくなる。今、旬でカリナンあたりで買うとキロ20ペソ(45円くらい)、ダバオの街中でも25ペソぐらい。

Cimg6184

特に美味しいやつはアリンコが沢山たかってることがある。買ってきたのを一回、庭の芝生にバサ~ッ!アリンコが逃げたところをいただきま~す。Cimg6186

アリンコの次は人間がわらわらと寄ってくるのでアリます。

今日もダバオは平和なのだ。みなさん、神様、ありがと!

| | Comments (1)

2006.09.16

先生たちとポン!

15日、16日とカリナンに行ってきましたのだ。11月25日に毎年恒例のリコーダー・コンテストがあるのだがフィリピンの小・中・高、学校の音楽教育は日本とだいぶ違う。このリコーダー・コンテストの参加希望校にしてみても、日本のようにどの学校にも音楽の先生がいて教えてくれる・・・と言った訳にはいかない。そもそも音楽専門の先生なんてまず各学校に居ない。だから、せっかく日本の子供達から使わなくなったリコーダーを貰っても教える先生がいない学校がある。そんな学校を中心にして今回の先生のためのリコーダー・セミナーがカリナンのカセドというセンターで行われたのだ。ワシはイネスから12日に急遽「修二兄さん、リコーダーの先生が足りません!お、お願いします!」と、綺麗な日本語で切羽詰りつつ、押しの強さも含めて すぱ~ん と頼まれ「わ、わかった・・・て、手伝います」っと言ってしまったのだ。二日間、8時半から5時まで。家を7時には出ないとならない。Cimg5935

まずは家からバンケロハン市場のそばにある「L-3」乗り場に行く。L-3とはこのバンの事で三菱のL-300型(車種)の略でカリナンのみならず、中距離の路線運行用に良く使われている。Cimg5936

まず、この受付でお金を払ってからバンに乗り込み出発を待つ。Cimg5937

中はこんな感じだが・・・・このL-3は時間出発ではなく人数が集まったら出発。最終的に16人乗り込むまで待つ。大人16人って言うと、それはギュウギュウなのだ。何人かは“ハンケツ”の状態になる。しかし、エアコンも付いてるしカリナンまで一人38ペソ。タクシーなんか、上手く交渉しても250から300ペソ。長距離バスも有るが、こちらはもっと時間がかかる。もちろん長距離のジープニーはそれよりもっと遅い。つまり、ギュウギュウでもL-3は総合的にダントツ1位なのだ。Cimg5941

L-3バンはバンケロハン市場をすり抜けカリナンへと出発。Cimg5796

約30分ちょっとでカリナンの街。ダバオよりもっと田舎の感じ。Cimg5960

すでにカリナンはポン・ポンに暑い。Cimg5958

夏休みの田舎道を歩いてる感じがするのだ。妙な“懐かしさ”。Cimg5792

ワシらを待っててくれたのはカセドのスタッフのバデットさん(左)とワシの相棒となるリコーダーの先生マミ・リンダ。マミ・リンダは2年前定年で退職した先生。昔リコーダーを吹いていて子供達に教えていたそうだ。Cimg5946

この人もカセドのボランティアスタッフのグレースさん。奥の人は名前を聞き忘れた・・ゴメン。Cimg5942

そしてモウ一人待っててくれたのがオベンザ先生。この人は植物学者でもあり絵も描くアーティスト。実はこのカセドのメインの仕事は熱帯雨林再生事業でカリナンのもっと奥、山の方のマラハンという所にその関連の実験地を持っている。音楽にも理解のあるオベンザ先生のもとで今回の先生のためのセミナーがおこなわれた。Cimg5943

そして、本当にワシらを待っててくれたのは片道2時間も3時間もかけてカリナンまで来てくれた20名を越す先生たち。ほとんどの先生はカリナンよりも山の方の学校から来てくれた。そして殆んどが音楽に対してシロウトの先生たち。逆にいえば大変だったが、やりがいの有った2日間であった・・・後から考えてみると・・・。Cimg5948

ビサヤ語で話すマミ・リンダの教え方はサスガ年季入りで感心させられた。どこにでも「すごいな~っ」と思える人はいるものよのぉ~。Cimg6019

ワシもワシなりにカナリ頑張った。「芸術は、ば、バクハツだ~ぁ!」ってぐらい頑張った。疲れたけどワシもとっても勉強になった2日間でした。Cimg6070

ゴホービに感謝状と金一封を頂きました。お金は返そうと思いましたが、せっかくなので頂いてメルっちゃんと相談の上、イースタービレッジの子供達に役立ててもらうため、そのまま中島のおじさんに渡すことにしました。みなさん!オツカレサマでした。そしてアリガキでした!

| | Comments (2)

2006.09.10

メグミの一等賞!

ハロハロをみんなでたびた次の日、先週の金曜日。お父さんは帰国の途に付き、フィリピン日系人会インター・ナショナル・スクールでは「Reading of honors」と言う式があった。この学校では1年間を4回に区切って、そのつど子供達の成績を出す。その成績発表会のようなものなのダ。Cimg5737

成績の良い子にとっては晴れ舞台、ワシらみたいのんはバツの悪い日。それでも親はみんな集まってくる。Cimg5747

おかげさまでメグミはFirst honor,一等賞! 学級で一番! ワシらとおおつがい、かんつがい、さすがトントン&イネスの子。ワシも頭がたかい。Cimg5758_2

Tonton, Meg gat a First Honor !

Yehey!

Cimg5780 Then, today

さて、話はかわり、本日。セイジ君は夕べ散髪にいってグット男らしくなりましたん。Cimg5782 

メグミはオニューのスカートでポージング。

Cimg5773 Cimg5775

今日は月一回だけ近くのレデムトリス・カソリック教会から神父様がこのベルサリオ・ハイツのチャペルに来て下さりMASS(ミサ)をあげて下さる日。みんなでチャペルに行った。

もちろん家族の事、そして世界の友達たちの事、その家族のみなさんの事、沢山のお祈りをさせて頂いた。どうぞ、みなさんをお守り下さい。

| | Comments (1)

2006.09.07

“ハロハロ”日和、たびましょ!

Cimg5678 今日もダバオは暑いよ~ん。したがってワシらの住んでるベルサリオ住宅地も暑いのだ。こんな時は“ハロハロ”がたびたくなる。Cimg5692

ワシのお気に入りTシャツにもある“ハロハロ”つ~食べ物、知らない人・忘れちゃった人はメンドーでもこのブログの右ノサイドバーにある Archive をクリックしてたもれ。そして November 2005 をクリック、そこに2005・11・25「ハロハロ」の記事があるのでご覧くさい。Cimg5683

おととい、お父さんと一緒に「チョウキン」と言うチャイニーズ・ファースト・フードに寄ってハロハロをたびた。2005年に紹介したビュフェ・パレスのセルフ・サービス・ハロハロは自由に作れていいのだが一つだけ難点を言うとハロハロの重要ポイントの“かき氷”、クラッシュ・アイスがやや細かすぎる。ハロハロは日本の“かき氷”と違ってもう少し大き目、粗めの方が合う。フラッペよりも少し粗い感じ。Cimg5687

食事制限のあるお父さん、イネスと半分ずっこで、たまにはOKと話をまとめ 嬉しそう!このお店、食べ物は少し油っぽく、匂いも強めなのでワシらは好きじゃないが、ハロハロだけはグッドで、ダバオっ子のワシらのファミリーもファン。Cimg5682

そんな訳で、たまたまイネスのアニキの妻、セシルとビンビンに会った。みんな一緒にお三時のハロハロ。Cimg5681

ずいぶん“ひっぱった”けれど、これが噂のハロハロ。どんとコイ青春的にのっかっている紫芋・ウベのアイスクリームがええ丸みと香りを添えてま。下にチョット見えてるのはミナタミスと言って完熟バナナを甘く“たいたん”(煮た物)。緑色のゼリーはパンダンと言う香草で色付けした物。このパンダンはご飯を炊く時にたまに入れたりする。甘めのいい香りがして美味しい。沢山使うと本当にこのゼリーのように綺麗な緑色になる。この他、リッチィー・フランと言う甘い蒸しプリン、サゴという寒天のようなもの、こちらではモンゴというアズキ・・・・これら全てがミックス、チャンプルーした時その媒体となる“かき氷”の質感は、全体としてのハロハロに大きく関係しているのであります。

| | Comments (1)

2006.09.04

日本フィリピン友好年シンポジュウム

MKD、ミンダナオ国際大学で9月1~2日と行われたMKDシンポジュウム“日比友好年・あらたな日比間の交流”は国内外の講師先生をお迎えし無事に終了した。Cimg5659

今回作った記念Tシャッツ。なかなかナカでしょ。Cimg5628

今回もお父さんが来ており、このシンポジュウムにも参加していた。こんな時のワシはお父さんのボジィーガード・セックレタリィー・身の回りのお世話などで大忙し。ゲストハウスもメルっちゃんにお願いして(ワシはゲストハウスのボランティア、メルっちゃんは“ただのワシの奥さん”なので、あくまでもオネガイして!)殆んどの仕事をやって貰ってる。アリガキ。な、何が言いたいかと言うと、せっかくのこのシンポジュウムもワシには時間が無くて参加できない、っと言う事なのダ。廻りくどかったが・・・。Cimg5638

笑顔で修了書を渡す日本フィリピン・ボランティア協会、網代正孝会長。サポートにはダバオ・フィリピン日系人会会長、ジュセヴン・オステロ氏。前記などの訳でワシは参加出来なかったがこのような機会、活動を通じて日本のみならずワシの愛する国フィリピンがより多くの世界の人達に理解して貰えるとええなぁ~っと思ったのダ。Cimg5651

ところで・・・・

昨日、KICK君がゲストハウスに寄ってくれた。

Cimg5648 KICK君はウチのお父さんと同じダバオで生まれた武藤さんご夫婦のお孫さん。この武藤さんも個人的な活動も含めフィリピン、ダバオの人達に貢献している。そんなおじいちゃん達とKICK君は4~5回このダバオに来ているらしい。Cimg5654

そのKICK君、ちょっとお腹を壊して朝ごはんが食べられなかったらしい。おやつのパン・デ・サル(小さなロールパンみたいなの)を出したらオソル・オソル・・・って言うか、ぱくぱくと食べ始めた。「うまいっすね!」Cimg5658

それもそのはず!!

パン・デ・サルには しれっとこのアンズ・ジャムが!

気品ただようこのジャム、ロスのウィネティカ、ミンダナオ・ダバオ、オオミヤ・クシビキ・・とかなり区域限定でブレイクしているスグレ物。GINNOJIファーム限定アンズを“マダム・ジュリー”がホームメイドでジャムにしたもの。神様のもとに集い神様とともに生きるココロやさし人達の作ったジャムは南の島でちょっと疲れたKICK君=若者の“いが”を癒しマシたん・・・・!

| | Comments (2)

2006.09.01

ダバオの盆踊り

昨日はRP-JAPAN・フェスティバルの盆踊りだったのダ。去年は参加者も少なくイマイチだったが今年は大盛況。Cimg5565

RP-JAPAN開会式のお神輿パフォーマンス太鼓部隊、ジェイとライアンが太鼓でお手伝い。Cimg5591

はっぴ姿の学生達。Cimg5567ニッカニカ

浴衣姿のワシらの身内。Cimg5571

“美人”に、まんざら でもないお父さん(ダート内田)。Cimg5608

日系人会(PNJK)オフィスの美人三人娘。Cimg5607

こんな時、日本フィリピン・ボランティア協会(JPVA)の網代会長は大忙し。偉い人なのに先生自ら写真を取り捲ってる。そんな先生をパシャリ。(でもでも・・ココロ優しい先生、楽しそう!)Cimg5581

盆踊りだけじゃなくフィリピンのネイティブダンス、“バンブー・ダンス”も披露され、日本からのお客さんと楽しんだのダ。Cimg5585

この子達はリコーダーの生徒。Cimg5587

この子達も・・。後で「皆の前で踊るのはドキドキしちゃった!」って言ってた。Cimg5593

ダバオ日本人会の方も飛び入りで見事な太鼓の乱れ打ちを披露してくださった。Dsc03253

ちょっと写真が良くないけれど みんな 楽しく踊ってたよ~ん。Cimg5598_1

お神輿部隊の司令塔、長身のセイモアは体をかがめて“カキ氷”屋さん。Cimg5612

お父さんも大満足の一言「マブハイ」・(バンザイ)Dsc03257

日系人会の長老、フェルナンデス牧師のリードで全員、「ふるさと」の大合唱、網代先生のお得意、アコーディオンの伴奏もグッド!

ダバオの熱帯夜は更けてゆきましたん。

| | Comments (0)

« August 2006 | Main | October 2006 »