ダバオはもうすぐ“来年”
おかげさまでダバオも、モウすぐ来年。行く年・来る年・「あけましておみでと」がすぐそこで待ってる。今年はGINTETE2(ギンテツ)の制作・発売と“ワシラのプロジェクト”で忙しく充実した年であったのだ。生まれて初めて“かの地”アメリカ大陸にも渡り、そこで沢山の素晴らしい人達とも知り合えた。想像を絶するヨセミテの景色や心に残る日本人収容所跡やら、チラット見たホテル・カリフォルニアやら・・・音楽のこと、メルっちゃんとの普段の暮らしのこと、家族・親戚・友人達のこと、全てのことに“ただひたすら感謝”の年であった。本当に“自分なりに生きてきて”良かった!と思う。(こりゃまた、もつろん皆々様、そして目に見えない大きな御心によって生かせて頂いてるのであ~るが・・・!)そしてまた、“この歳”・・・つまり“イイ歳こいて”・・・いまだに「誰かを誤解して、誰かに誤解されて・・・」いるらしい事に気がつき“頭に来たり、ガッカリしたり”・・・・「道はまだまだ遠いのだなぁ~・・・」っと自分の小ささ、未熟さに反省したりもしている・・・・が、ガッガ・・・!昔と違って、どこか気楽に考えてるところがナゼか嬉しくもあり心配でもある年の瀬なのだ。
12月30日。1年かかったが最近トレーニングの成果が現れ始め、だんだん一人前になりつつあるスタッフのエドナもこの時ばかりは六日間のお休みを取って故郷へ帰った。荷物のほとんどが家の家族へのお土産だ。
そして30日といえばお正月休みで日本から帰ってきているイネスの弟、ドニーのお誕生日。つーわけで昨日はまたしてもカリナンへ・・・。
相変わらず、タタイ(お父さん)の世話しているニワトリはみんなちれい。 伊達に“ニワトリ好き”なだけじゃない!?
ほれ、これでまだまだ半分の人数もいってない“集合写真”。このサリサリ・ストアー(昔でいうと萬屋さんのような、今で言うとコンビニのような・・・)の裏手に実家があって、この半分以上はそこでまだ、飲んだり食ったり、おしゃべりしたり、子供たちは遊んだり、喧嘩したりしているのだ。
こんな風にしてテーブルに並んだゴチソウを皆で頂く。ここでは“誕生日”も“ゴチソウ”もみんな“神様からの贈り物”なのだ。
こりゃまた正月休みで日本から帰ってきたボボイ兄さんが近くのジイチャン・バーチャンの墓参りに行く、つーのでパーティー抜け出して付いて来た。
彼らのオバーチャンはキビシイ人だったそうだ。そんな訳で真面目にお祈りするボボイ。
お参りを済ませたボボイがその辺に落ちている棕櫚の枯れた皮に火を点けて、それをまたぐ。
それにならって、子供達もまたぐ。ワシもまたぐ。日本のお盆でやる、「迎え火、送り火」の時にもやっぱり火をまたぐ。きっとズートずーと遠いどっかで繋がっているのだろう。またぐのは1回だけ、火を消して家路をたどる。
そして今日31日。エドナがいないのでこのゲストハウスの毎日の掃除、点検などの仕事をメルっちゃんとワシだけでやる。年越し用の“紙ラッパ”も準備万端。広いのでかなりの仕事量なのだがお蔭様で?今お客様がいないので朝ごはんの仕度も必要ないし、なんせワシらダバメルだけ二人っきりなので非常に気が楽だ・・・・・っと思ってたら・・・・・・・
いつの間にか!・・・ナゼか!・・・ワシらの部屋、管理人部屋でメグミがTVを観ていた!ワシが気がついたのは9時20分、お昼も一緒にたびて、今1時40分。たびんズート居るのだろう・・・・。とりあえず今夜は家とイネスとで夕食の約束。来年もこの調子になるのかしらん・・・?
とにかく、皆様にもより良い年が訪れますように・・・・!