卒業式だよ、PNJK-IS
校庭のステージはバッツリと飾りつけしてあるのだ。もともとこの学校は戦後もなお、敗戦国、日本人の血を持つ日系人の人達が逃げ隠れし国籍までなくしてしまい教育が受けられない日系人を救うべくワシの叔父・内田達男も含め沢山の人達の支援のもと日本語学校として始まった“寺子屋”のようなものが母体となったそうだ。以前このブログ“ミナポン”でも紹介していた福島のムトウさんもその支援者のお一人なのだ。そしてその“寺子屋”は1991年に幼稚園として正規の学校としての認可をうけその1994年には小学校、そして1999年には高校まで開設したのだ。ワシの妹、イネス達がこの学校の運営に直接関わり出してから、学校の改善に着手しはじめ先生達のスクリーニングからはじまり校則の改定、経営面での改善もおしすすめた。いまではダバオ市の中でも中堅の上と言ってもいいようなグレードの学校としての認識をして貰えるようになったのだ。そんな訳で毎年生徒数は増えてってる。現在は幼稚園部から高校までで約1250人の子供達が勉強してる。その中の小学部78名と高校部100人が今回卒業しるのだ。
小学校・高校の卒業生達のスタンバイは校庭だけでは入りきれず、併設するMKD・ミンダナオ国際大学の敷地まで続いた。
小学部、その中でもひときわ小さな少年が「ホンダ先生~!」っと駆けて来てくれた。2年間、リコーダーのメンバーだったタカミ君だ。決して器用じゃないタカミ君だが教えた事はしっかり守り人よりも練習して、少しずつ“自分のもの”にしていくタイプだ。2年目にはすでに中核的なメンバーになっていた。ワシもタカミ君の生き方を見習おう。しっかり握手してコングラチィレーション!
テランテ校長先生とレヴリン・フェルナンデス牧師さんの見守るなか、卒業生の入場行進が始まった。スタンバイしていた卒業生達がお父さんやお母さんと一緒に一人ずつ会場に入っていくのだ。全員で180名近くの行進なので約30分近くかかった!
職員室の前でメルっちゃんも高校部の校長先生、ルース先生と見守る。たまにめぇ、つぶってるけど・・・。
ワシらの親戚、ダニカちゃんもお母さんのセシルと末っ子ビンビンといっしょに入場~!
先生達も全員着席。もつろんここに写ってるのは全員じゃありませんけど・・・・。
今日はここまで。続きはまたあした。
ちなみに明日はMKD/ミンダナオ国際大学の卒業式に出席予定なのだ。
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