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2008.05.03

マンゴーの木から落ちた妹

Cimg2497 またもや、更新がおくれますた・・・こりは白いハイビスカス(ゴマメーラ)の花・・・・今日の話題に関係ないけんど・・。実は大事件があって更新がストップしたのら。その事件は4月27日の日曜の朝、とちぜん起こったのだ。メルっちゃんの妹のデバインがマンゴーの木から落ちたのだ。デバインは18歳で高校3年生、6月から始まる新学期 (ここフィリピンでは6月が学期新年度なのだ) の学費を稼ぐために木に成ってるマンゴーを害虫などから守る為、古新聞などで作った袋ガケをする仕事をしていた。http://davashu.way-nifty.com/blog/2005/06/post_4642.html 27日の日曜日も早朝からマンゴーの木に登って1個袋がけして1ペソの賃金で働いていたのだが・・・。朝、教会に行く準備をしていたワシらダバメルのもとに1通の携帯電話テクストメッセージ。つい先月、連絡の取りようがないタモガンのメルっちゃんの実家にワシのお古の携帯電話をあげて、いつでも連絡が取れる体勢にしたやさき、その管理をまかせた妹デバインから「木から落ちて動けない~」のSOS!その後スグこちらからかけ直すが携帯はローバットの電池切れ。

Cimg1273 「動けない・・」と聞いて心配になったワシらはイザという時のためにダバオ市内の大学に通わせてる、これまた妹のイェットイェットを大至急で呼び出し家にあるお金を全部持ってタモガンに向かった。タモガンの実家には病院に連れて行くための交通費さえ無かったので“どのみち”ワシらが現地に急行するしかなかったのだ。しかもフィリピンのお医者は緊急治療のための薬でも先にお金を払わないと治療してくれないことがある。案の定辿り着いたタモガンでは何も出来ないままデバインは竹の椅子に座らせられたままだったのだ。早速、足の指や手の指が感じるか、動くか、確認。外傷確認。痛がってるがシッカリ話せるし頭も打ってないそうなので脊椎は問題無いと判断。しかし骨が折れてて手術が必要だった時の予算や介護の利便性をダダーッとメルっちゃんと話し合いジープを乗り継いで1時間半はかかるがダバオ市のDMCという日本のODAで建てられた病院にダバメル、イェット、お父さんで搬送したのだ。DMCはディユージョナル・ホスピタルと言って市民病院として安くなっていてタモガンから一番近いカリナンの病院より安く最新の設備が整っているのだが・・・日曜の午後とはいえ緊急処置室に溢れる人達。デバインはレントゲンを2枚撮られて、医者がちょっとだけ見に来て「大丈夫だよ、」って言われてそのまま6時間待たされていたのだ。ワシはDMCの緊急に運び込んだ後、もう大丈夫だろうと、いったん入院準備やお金のチェックやらでゲストハウスに帰って、一息ついてたのだ。しかしメルっちゃんからの「医者の話を聞いたよ・・」とか「何号室に入院」とかの連絡があんまり遅いので何回か電話するが「まだ待ってる・・」の連続!頭にきたワシはDMCに駆けつけ「一度、診療が始まってレントゲンも撮ったので医者の許可証がなければ患者を病院外に連れ出せない」っと“ごもっとも”だがいくら忙しくても6時間近くも緊急できた患者を医者が何の治療もしてない病院には入れられない!っと看護士と3人のガードマンに押さえ込まれたが「ふざけた寝言いってるんじゃねぇ、この遠山桜が目にはいらねぇか~」と、乗り切ってDMCを脱出。本当はメルっちゃんの怒りのビサヤ語マシンガン・トークがガードマンをタジタジと後ずさりさせたのだが・・・。Cimg1313

ガイサノ・モールの隣にあるサン・ペドロ病院に駆け込む。この時点でもう夜の9時半。ここも沢山の緊急患者だがスタッフは揃っていて少しずつだがレントゲンの取り直しや問診検温、BP、と先の見える対応が嬉しかった。最終的に緊急医と話し、入院を決め部屋に入って落ち着いたのが夜中の2時だったのだ。Cimg1306

翌日、イネスからの助言でPNJK-IS(フィリピン日系人会国際学校)の学校看護士のミミさんの旦那さんからサン・ペドロ病院の医師を紹介してもらい、説明を聞いた。問題は骨折だけ・・やはり上腕の肩の付け根の骨が欠けており手術はまぬがれない。手術費だけで6万ペソほど掛かるという話、日本円で15万ほど。入院費、薬代(点滴、抗生剤、など)介護費など考えて約20万円ぐらいならダバメルが用意出来るので (ワシらダバメルがこんな事が出来るのもひとえに、普段から助けて頂いてる皆さんの御蔭様、特に守護神オオミヤ様達の御蔭様!アリガタヤ・アリガタヤ) 即、手術をおねげえする。手術せなんだら一生、 手ぇがブラブラしてまうので・・・ぶらぶらするのはワシだけでいいのだ。Cimg1284_3

手術は29日の午前11時から約3時間で終了。成功。リカバリー室で麻酔が覚めるのを待って5時ごろ部屋に帰ってきた。 Cimg1294_2

サン・ペドロ病院は聖路加病院のようなものでカトリックなので階段や待合の隅などにキリストさんやマリヤさまの像がありよく見てるとたまに人々がキリストさんの足をさすったりマリヤさまの衣に触れたりして短い祈りを病気や怪我をしている肉親や友達のために捧げているのがわかる。Cimg1287

30日午前、 疲れの出てきたメルっちゃんと、術後の痛みをこらえるデバイン。Cimg1302_2

5月1日、デバインはまだ痛がってるが医者から本日午後、退院許可がでてデバインなんか、ほったらかしで気楽に喜ぶ家族。Cimg1337

1日に退院して本日3日、初のチェック・アップで一番下の弟とお父さんをお供にデバインがダバオにやって来た。Cimg1338

診察を待つ間、お昼ご飯とデザートのアイスクリームに大喜びのデバイン。肩には固定用のスティール・ピンが3本入っていて6週間後に抜くような予定だが、こんどは7日の水曜日に診察。このまま回復してほしいがもう、マンゴーの木に登る仕事はやめる、と約束したのだ。ご心配おかけしますた。来週よりダバシュー再開しますだ。

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Comments

イヤー、たいへんだったねえ。
しかし、一応、一件落着でよかったね。
日本ではあたり前の緊急で医者にかかると
いうことが、太めの遠山の金さん、銀さん(ダバシュー夫婦)がいないとできないとは。
たいへんだけど、メルッちゃん一族にも
なんとかその安心を与えられてよかったね。
金さん、銀さん、ほんとにごくろうさん。
お金の問題ではなくて、二人の力(根性?)
でしょう。ごくろうさま。coldsweats01

Posted by: アニキ | 2008.05.04 at 10:01 AM

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