ダバオのショッピング・モールでお神輿！

ワシらの街、南国ダバオは相も変わらず不思議な花が空き地に咲いてるだす。このパッカァ～ンとした感じがワシらのとっては“本来持っている大切な記憶”を思いおこさせてくれるのだ。

朝っぱらから２軒隣のお兄ちゃんはテレンコ・テレンコとゴムぞうりを引きずりながら一房のバナナをぶら下げてワシの目の前を通り過ぎた。

ワシも朝から日系人会学校に向ったのだ。

ベルサリオのゲートでは相変わらず今年の干支、牛が草を食んでるのだ。

実は２月１２日にＳＭシティーという大きなショッピング・モールで日本食フェスティバルがあるだす。

これは在ダバオ日本領事館が主催しダバオ日本人会のみなさんがこのＳＭショッピング・モールのイベント会場をお借りしてお寿司やおでんなどの日本食をダバオの人達に試食・ご紹介しようという文化催事なのだ。その催事にワシが２００３年から特にミンダナオ国際大学(ＭＫＤ)の有志学生達と続けてきたお神輿を披露してほしい旨、三矢領事閣下から要請頂いたので今は練習中。

このオレンジ色のところがそのイベント会場なのだ。

今日も朝から練習。殆んどの生徒はクリスチャンだが日本の神様を尊重する事だけはキモに命じてもらい２００３年から作り上げてきたダバオ流のお神輿だが、精神性をふまえた上で盛り上がる生徒達だす。まずは担ぐまえに柏手、一礼、雄たけびとともに担ぎ出す。

ＭＫＤの大学生達には軽すぎる子供神輿なので、ともすると、おざなりに手で担ぐようになってしまうので「おっせ、おっせ」のステップとともに肩で担ぐ練習に一番時間を費やすのだ。

大太鼓もこの一基しかないが４人で廻りながら打ち込むスタイルも考案してそれなりに様になってきたダス。

実際は本番でしかモールで出来ないのでモールの狭い通路やエスカレーターの前を通過する想定などしながら学校の前の道を使って想定練習するのだ。

何はともあれ本番はもうすぐ・・・頑張るのだ！