ダバオのゲスト・ハウスの朝ごはん
ダバオ国際空港からタキシーで約10分、日系人会やミンダナオ国際大学のあるダモサからすぐ・・・閑静な住宅地ベルサリオ・ハイツの裏門からすぐ・・・ここに、ワシらダバシュー&メルっちゃん=ダバメルがお手伝いしているゲスト・ハウス、 ダート・内田ゲスト・ハウスがあるのダ。ゲスト・ハウス、と言うても・・・ここは営業用の宿ではなくダバオ市現地のNGO・ダート・内田デベロップメント・ファンデーション (略してDUDF) というダバオの子供達の教育・音楽・スポーツ振興のための基地としてのビルヂィングで2階に6部屋のゲスト・ルームがあるダス。基本的にはDUDFの活動、ないしダバオ日系人会関係、日系人会国際学校関係のボランティアの方々などが安心して宿泊できるように作ったゲスト・ハウスなのだ。でも、年から年中、ボランティアの皆さんが来てる訳ではないので、空き部屋があり、どなたかのご紹介があれば、食費実費と宿泊維持費として、一泊1、000ペソ、約2千円、朝食付きでダバオに旅行で来られた方にもお泊り頂いてるダス。ここで皆さんにお支払い頂いた物はこのゲスト・ハウスの維持費とNGO活動費の補助、そしてただ一人のスタッフ、エドナの給料となる。ワシらダバメルは自費で生活し、ボランティアで管理・雑用をしてるので給料はいっさい頂いてないダス。でも・・・このゲスト・ハウスを利用して頂き、時には日系人会や学校などの力になって頂いている方達や“ワシらの街・ダバオ”を楽しみに来て下さった方達の為にと・・・ゲスト・ハウスの”お任せ朝食”にはこだわっているのダ!
最初の写真のツナ・トースト・サンド&コーンスープや、オムレット&ポテト・サラダのような軽めの物が中心ダスが・・。ダバオで食パンを買うと、たいがいはスライスしてあり、そのスライスが薄過ぎたりで丁度良いのが少ない。そこで、ワシらはスライスしてない物を見つけてきてパンに合わせてスライスするのダ。この左のパンはスイス・デリーという所の全粒麦パン。このぐらいの厚みでトーストすると中がホンワリで外がサクサク香ばしく旨い。隣のパンはビストロ・ロザリオのジャパニーズ・ブレッド・レーズンでここのパンの美味しい。特にビストロ・ロザリオのケーキはダバオでは一番美味しいと思うダス。
また、パンというとワシらダバメルお得意のフレンチ・トースト。このバケットもスイス・デリー。フルーツはダバオ名産のポメロ。(文旦=ザボン)小海老と一緒にナンプラー・ベースのソースでサラダにしても旨い。
このフレンチ・トースト、ワシは蜂蜜を使うが・・・これも地物を使ってる。輸入物もあるのだが、味も良いし値段も安いダス。輸入物と比べて品質のバラツキ、特に香りが安定してない気がするが味は濃い気がする。
サラダ等に使うパルメジャーノ・レジャーノは輸入物。ダバオには水牛が沢山いるのでモッツアレラは結構美味しく現地ものだと安く手に入るが、もともと高いパルメジャーノはダバオでも高級ダス。しかし・・・これが入ると入らないでは雲泥の差が・・・!
こりゃまた、何度か紹介している定番メニューの鳥粥“アルスカルド”。ダバオで「美味しい!」と有名なデンシャスのものをお手本にして、日本人の口に合うように、それよりもサッパリと仕上げてある。付け合せは生シラスを玉子和えてフライパンで焼いた“トルタン・ナイロン”。丁度タイ料理のトートマン・プラのような感じ。和食にもあう一品。
フィリピンでよく食べられてる魚、バングース(英名ミルク・フィッシュ)のメニュー。キャベツ・人参・紫タマネギのコールスロー&リンゴのヨーグルトかけ。
背開きにして骨抜きをし (この魚は白身でサッパリした味だが小骨が多いので・・) 酢・醤油・等の調味料で20分ほどマリネするのが秘訣ダス。
これも定番、チキン・アドボとオクラ・サラダ&アチャラ(パパイヤの甘酢付け)。アドボって云うのは料理の形式で醤油、砂糖、酢、生姜、タマネギなどで煮込んだりする。
アドボなどの加熱するものは普通の醸造酢を使うが、オクラ・サラダのようにサラダ・ソースとして生で使う時は“トバ”と呼ばれるココナツの樹液でつくる椰子酒・・・・そのトバから造るお酢を使うのダ。コクとお酢の丸みが違う。
このゲスト・ハウスで長期滞在する方もいる。長期のばやい、通常1泊1,000ペソとさせて頂いてるが、15日パックと1ヶ月以上パックとしてさらにディスカウントさせて頂いてる。1ヶ月以上だと、1泊あたり朝食付きで700ペソ、約1,400円になる。しかし・・・・1ヶ月以上いらっさる方ガタは少なからず日本食・・・風?なものが食したくなる・・・っと、勝手に思ってる。そこで、たま~に、こんなメニューをだすダス。ワカメと豆腐の味噌汁、厚焼き玉子、インゲンの胡麻和え、カボチャと人参の煮付け、パパイヤ。
日系人の戸籍問題に取り組んで下さってるPNLSC=リーガル・サポート・センターの井上さんから頂いた塾生煮干のワタと頭をとり味噌汁のダシをとるダシ。煮干の隣はフィリピンの干物ブラド。丸干しイワシだが土地柄か塩がきついのだが、ココナツの炭火で焙って白いご飯と、たびると旨い。
〆はお茶。お茶はやはり、日本のものが美味しいと思う。これは京都・宇治の深蒸茶に粉茶を加えたダス。渋みの中にほのかな甘味。
材料の供給が安定してない為、いつも同じ様に・・・とはいかないが、日本からダバオにいらした方達が食べ易く、そして野菜類を取る習慣が少ないダバオで朝食だけでもバランスよく食べて頂くためにメルっちゃんもワシもエドナも日々研究しているのであ~る。いつか、皆、食べに来てちょ! (アンパラヤ=ゴーヤとトマトの玉子とじ、チャンプルー風、生ソーセージ、チョリソー、シンカマスのサラダ、マンゴー)
Comments
修ちゃん、メルッちゃん、美味しそうな朝ごはんに感心しました。
久し振りぶりにHPに訪問して、眠れない明け方なのに思わす美味しそう!とお腹を鳴らす姉ちゃんでした。
またね。
Posted by: 康子 | 2009.09.05 05:05 AM
ダバオの朝食をいただきに行きたいのですが、男性1人女性4人かな、インフルが流行ると行けなくなるかもしれないけど、12月くらいはどうかな?3泊ぐらいしか行けないけど、メールください。それとウイルスの専門家や、獣医なので何か手伝えることがあれば言ってください。
でも美味しそうだね!食べたい!
Posted by: ウッチャン | 2009.09.05 10:38 PM
ダバメルさん、こんにちは!7月下旬にお世話になりました、広島のさっちん&ジュリ母子です。ごぶさたしております。ダバオはあいかわらず楽しそうですね。ゲストハウスの朝食、おいしかったなあ~!本当に毎日、豪華な朝食で、元気を出して仕事に向かえました。またいつかおじゃまできる日を楽しみにしています。みなさんによろしくお伝えください。
Posted by: さっちん | 2009.09.08 12:13 AM
昨年6月にお世話になりました。
その時に宿泊していた方たちと、美味しい朝食を頂いた時のことが、懐かしく思い出しました。
ゲストハウスは、2階の部屋からの眺めも良く、玄関前、食事をする部屋の隣にあるベランダ(?)にはテーブルと椅子が用意してあり、一つ一つの空間が居心地がよかったです。
ダバオで活動をしている方たちの、憩いの場になっているのでしょうね。
ダバシューさんに日系人会や国際学校などを案内してくださったことがきっかけとなり、もっと日系人の事を知りたくなり、調べ始めました。
次は3年後に行くことを目標に準備しています。
どんな準備かって?
「ねぇ、一緒に行こうよ」と声かけです。
その時は、お目にかかれると嬉しいです。
Posted by: ひかり | 2009.09.08 04:09 PM
2013年明けにフィリピンに行く予定です 移住の為の下見をかねて ダバオへ行けたらゲストハウス泊まれますか パソコンを旨く使えないからこれで届くのかな?
Posted by: | 2012.06.19 08:14 PM
お尋ねの件ですが
2012年現在は
お一人さま 1泊 1500ペソ頂いております。
ただ、現在スタッフが居ないため
お客様はご相談の上限定のサービスにて
お泊り頂いてます。
宜しければ
宿泊予定日数、や貴殿のご情報など
お聞かせ頂き、こちらがご対応させて
頂けそうでしたら
ご相談することでいかがでしょうか?
このコメント欄にE-mailアドレスを
頂ければ、後日、ご連絡さしあげます。
なお、このコメント欄は直接一般公開
はしないシステムですので個人情報はご安心下さい。
「南の島でポン!」管理人
Posted by: ダバシュー | 2012.06.20 11:13 AM