もうすぐダバオのリコーダー・コンテスト
イネスの家の庭のランブータンの木に成った実が赤く色ずいて来た、今日この頃だす。
パレンケ (市場) でも熟れたランブータンが山積み。今は果物が取り分け美味しい時期だす。ダバオの日系人会、フィリピン日系人会 (PNJK) が毎年行なってるフィリピン・日本友好祭り=RP・JAPANフェスティバルが今年はじめてこの時季に行なわれることになったのダ。http://davashu.way-nifty.com/blog/2007/08/post_ef95.html スケジュールは9月30日から10月3日まで。そして、いつもは11月の終わりか12月の頭に行なわれていたリコーダー・コンテストhttp://davashu.way-nifty.com/blog/2005/11/post_6a41.html も移動してこのRP・JAPANフェスティバルの最終日10月3日に開催される事となった。ワシは2003年にダバオに来て以来、このリコーダー・コンテストとRP・JAPANフェスティバルは深く関わりお手伝いさせてもろぉてるでよ。そったら、こって、いつもは時期がずれて一つずつ進めていけるのだが、今回は重なってまったので2つ同時進行でやや、忙しいダス。
RP・JAPANの前に体育祭をひかえた日系人会国際学校(PNJK-IS)の視聴覚室で2回目のセミナーを開催したのダ。これは、先日、カリナンと言う所、かつて戦前は日本人町で栄えた場所で開催したセミナーでは「足らない!」っと判断したワシがダバオ日系人会の許可を頂き追加開催したものだ。http://davashu.way-nifty.com/blog/2009/07/post-5d30.html このセミナーの対象はリコーダー・コンテスト参加学校の先生がた。先生がたにリコーダーを教える時の注意点やアレンジされている楽譜の読み方やポイントなどを確認させて貰い、参加学校全部がなるべく公平に競え合えるようにしたいのでワシと日系人会学校とで3年前から始めたのダ。以来、日本フィリピン・ボランティア協会(JPVA)さんにも協力頂いている。もともとこのリコーダー・コンテストは17年前からワシのオジキ、ダート・内田達男と網代正孝JPVA会長、JPVA会員の方がたが中心になりライオンズクラブの皆さんの協力を得て運営されてきた。去年、第16回リコーダー・アンサンブル・コンペティションから日系人会が主催となったのダ。
カリナンでのセミナー同様、ワシのデタラメ英語で、でも・・・理解して貰うまでシツコク説明しながら・・・午前中は小学校部門の参加校、午後は高等学校部門の参加校の先生がたに集まってもろたのダ。
音楽好きで知られているフィリピンの人達だが、日本とシステムが違う部分があるフィリピンの教育制度の中にあって正規の教科として音楽の時間が無い (金曜日のPEの中には含まれてるが・・) ので ”唄は上手だが譜面は読めない・・” と言う先生方がたくさんいらっさる。そこで、少しでも子供の指導に役立ててほしい・・!と、譜面が苦手のワシも一緒に勉強しながらやってきてる。(誤解のないように・・・モチロン音楽専攻学科もあるし音楽学校もある。譜面もバリバリの人だっているし、初見一発の音楽家も沢山いるだす。幸いPNJK-ISの小学校の校長先生・テランテ先生は音楽を専攻したので楽譜も読めるしSaxやクラリネット、ギターもこなすので良いのだが、そんな音楽の先生がいない学校も沢山あるのだ。) そこで、ワシらはリコーダー・コンテストを利用して先生方も含め音楽知識の底上げに取り組んでるのダス。こじんまりと、地味に・・・・!
「えぇ~、わっかんないぃ~~」などと言ってる、おばちゃん先生達を、ワシのデタラメ英語とデタラメビサヤ語&タガログ語を駆馳してノセていくのダ。
そしてセミナーのお終いは皆の笑顔。一つでも二つでもいいから、何かを覚えて帰ってもらおうとワシもヒッシこくダス。だって、この先生方の後ろには沢山の子供たちの才能が隠れてるはずだかんね。
普段、の日はワシの担当、PNJK-ISの高校部門リコーダー・グループのコーチをしちるのだが・・・・校舎の階段踊り場にこんなサイン。殆んどの私立学校は、学校内でのビサヤ語を禁止してタガログ語と英語を使うように指導してるらしいが、日系人会国際学校ではそれに日本語も加えてる。
コンテストまで後3週間。今はお昼休みと授業終わりの4時30分から、に1日2回の練習に入ってるのダ。この化学実験室で練習してるダス。
でも、先日はセミナーを参加学校の先生方のためにやったので、せっかくのセッティングが“もったない!”ので学校の許可を貰って小学部&高校部、両方の特別コーチを視聴覚室=AVRを借りて、やったのダ。
普段、テランテ校長先生自らが教えてくれてる小学校グループの課題曲は去年ダバオに来て下さったリコーダー奏者、浅井愛さんhttp://aiai-recorder-site.hp.infoseek.co.jp/ がリコーダー用に編曲して下さった「待ちぼうけ」。
みんな頑張って譜面を追いながらワシがコンプータに録音したデモ演奏を聴く。
けっこう真剣・・・・。
でも、休憩の時には・・・・・ワシがギターのチューニングしてるのをいい事に・・・マイクで遊び出す、約1名。そうだす・・・娘も同然、のメグミさん、ざんす~!
高校生もこんな感じ。楽しく・・・でも、厳しくするべきところ、大事な事は強く言うのダ。おかげさまで小学校の時から5年間ずっとワシのリコーダーに参加してくれてる子達が半分ぐらいなので、時にはめを外しても、良く聞き分けてくりるので助かってるダス。今年も皆でがんばろうねぇ~~!
Comments
リコーダー・コンテスト、いよいよ来月ですね。皆さん最後の追い上げ、頑張っておられますでしょうか。
3日に無事日本に到着しました。日中暑くもなりますが、すっかり秋の匂いがします。またお会いできることを楽しみにしております。くれぐれもお体を大切に。
Posted by: anthony | 2009.09.08 10:52 PM