フィリピン、ダバオの年越しの風習。
今年は「ブルー・ムーン」の年越し、と言う事で雲の切れ間からお月さんが覗き始めた。
ベルサリオ住宅のハカナ通りのクリスマス・イルミネーションの中ではかなり頑張ってるワシらのゲストハウスとお向かいトントン一家。
夕食はトントンの家で・・・皆でたびる。ワシは本当に久し振りにサンミゲルのライト(小瓶のビール)を飲んで皆に「シュウジさん、顔が赤くなってきた~」っとはやし立てられ、ワイワイ騒ぎながら楽しい晩餐。イネスは毎年、果物をテーブルに盛り付ける。これも一つの“縁起担ぎ”の風習なのダス。
そしてこれもフィリピンの新年を迎える習慣。年越しした瞬間から「プ~プカ、プ~プカ」吹き鳴らすラッパ。Torotot トロトッ って言う。車のある家はクラクションを鳴らし、ダバオ湾に入ってる船は一斉に汽笛を鳴らす。(ゲストハウスの隣の家のドラ息子はドラムをたたき鳴らした。)ただ、今年はチェックしなかったが、以前、フィリピンの2大TVステーションのABS/CBN と GMA の年越しカウントダウンでお互いの局の時間が数秒ズレてた事がある! でもまあ・・・・そんなの、チョット顔の赤くなったワシにはどーでもよい事なのだが。
ポケットに入れたコインをジャラジャラいわせながら家の中に撒くのも新年・縁起担ぎの風習。イネス&トントンの家でコイン撒きをやったあとゲストハウスにも・・・・。1日の朝拾うのだけんども、このコイン、拾った人の物になるのでメグミは“自分が拾い易い様に配慮しながら・・・”撒いてる!??
“年越しの儀式”ひと段落。もうひとつ・・・・ロングライフからか、皆でホットドッグをたびるのダ。その土地、その土地に色んな風習があるダス。フィリピンでの年越しの風習はこんな感じ・・・(少なくともワシの家族では・・・!) ブルームーンの年越し、イネスのアイディアでテーブルを庭に持ち出してロウソクとクリスマス・ライトとブルームーンの光の下での家族儀式。
一足先に眠ったセイジ君を除きワシら家族5人、お月様に向けて乾杯のポーズをイネスの家のベランダからワシが撮る。普段飲まない皆も赤ワイン・・・・モツロン、メルっちゃんとメグミはかっこだけ~!
小一時間、涼しい庭でホットドッグにかぶりつき、手作りブコ・サラダ (ココナツの実の中の白いチュルチュルした部分とココナツ・ミルクやらのデザート) をたび、ケラケラ笑う“ケセラセラ”なワシら。
こんなワシらですが今年も宜しくおねげしますん。万年、夏のミンダナオ島ダバオ市から、「明けましておみでと~ございます。今年もどんぞ、よろすく!」
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