フィリピンでお誕生日
フィリピンの一番南の大きな島、ミンダナオ島に住んでるワシらダバシュー&メルっちゃんのへっぽこ夫婦、ダバメルざんす。先日から目出度い事に親しい人たちのお誕生日が続いてるのダ。フィリピンではお誕生日は大切な日。自分が生まれてきた事、生まれてきてみんなに出会えた事を感謝する日でもあるのダス。この事はミンダナオ島のキダパワン市でフィリピンの子供達のために擁護施設「イースタービレッジ」 (再生の村。このブログの左のリンクにあるので活動を見て下さい。) を運営なさってる佑川神父さんに教えて頂いたのダス。http://davashu.way-nifty.com/blog/2010/03/post-4ef4.htmlそれ以来、ワシのお誕生日に対する感覚が変わり、出来るだけみんなのお誕生日に出かけるようにしている。貧しい人たちはしれなりに・・・豊かな人たちは豊かなりに・・・・色んな家族が居るけれども、みんな誕生日を大事にしている。日曜日はワシらダバメルの結婚後見人でもあるジャッジ・トネット (Judge Tonette ダバオ市の判事長も務めた判事アントニーナ・エスコビリヤさん。日系人であり日系人会のリーダー的な存在で若き日系人会会長ジュセブン氏をサポートしつつミンダナオ国際大学MKDと日系人会国際学校PNJK-ISの理事長も勤められてる。) のお誕生日と判事職の退職記念を合わせ、そこにまた・・・・孫のキムちゃんの13歳のお誕生日も合同で開き、ワシらダバメルも招待して下さった。
式場はワシらダバメルが5年前にレデムトリス・カトリック教会で結婚式を挙げた後、人並みに披露宴を開かせて貰った会場と同じダバオ市内にある老舗ホテルのアポ・ビュー・ホテルのボール・ルーム。ここの食事は美味しい~ひゃっひゃっひゃ。http://davashu.way-nifty.com/blog/2010/01/post-8651.html
公の式などの司会進行には定評のある我がフィリピンの妹、イネスだが日系人会組織のの理事でありMKDとPNJK-ISのアドミニストレーターでもあるため忙しく最近は極力この様な場での司会進行はしない様にしてるのだが (あと、日本語の通訳も誰かポジションの違う人にやって貰うように身内としては忠告しているが、英語+タガログ語+ビサヤ語+日本語と4言語マルチで通訳時に全体のポイントの掴み方の上手さや割愛、比喩の使い方の上手さなどをとってもイネス以上に上手くこなせる人は残念ながらいない。・・・・あっ、PNJK-ISの日本語リーダーでやはり日系人会理事のネルマ先生がいた・・・!) この日の主役は、イネスが手本とし、ずっと追いかけてきた、ティタ・トネット~ジャッジ・トネット。久々に楽しむように司会を始める。この中でイネスは判事を退職する事について「もちろんフィリピン全国で1番の判事として国から表彰され、実際にフィリピン、そしてダバオの人々の正義を守る仕事を続けてきて下さったことを考えると寂しいく残念だが、これからは毎日、日系人会で会えるし日系人会の仕事をメインにして下さる事に関しては嬉しくてしょうがない・・・!」と言ったような意味のお祝いの言葉を述べてた。ジャッジ・トネットはこれから3月にオープンしたフィリピン日系人会ポーリー・クリニックの責任者としても活動してくれるのダ。ポーリー・クリニックとはダバオのフィリピン日系人会が日系人のため、(ここで言う日系人とは基本的に第二次大戦以前から自由入植でこのミンダナオ島にやってきて現地の人との婚姻によって生まれて来た人たちと、その家族達を指す。つまり大部分の人たちが戦争の被害にあった人たちだ。) そしてこのダバオの地域社会に貢献する為に、と日本財団の理解と支援を受けて建設された3階建のクリニックで検査施設も併設している。現在はすでに半分ぐらいの診療室が小児科や耳鼻科、など様々なお医者さんのクリニックとして動き始めてる。殆んどの先生は市内の総合病院を掛け持ちする優秀な先生たち。フィリピンでは普通なのだが・・・やはり予約は必要ダス。念のため。また、日本人の患者さんも、モツロン利用出来るが “日本人を対象にしている” と言うわけではないので・・・念のため。ただ、日系人会の敷地内なので日本人の人で英語もタガログ語もビサヤ語も出来ず、本当に困った場合は日系人会に相談すれば助けてくれるはずダス。みんなイイ人たちだから・・・!ただし、日本人としての礼節と誇りを持ってこのダバオに住まわせて頂くからには最低限のコミニュケーションの手段は現地の人たちの優しさに甘えるのではなく、個人、個人が責任を持って用意しなければ申し訳ないのではないか?っと思うが、ワシは・・・・。http://blog.canpan.info/koho/archive/1020 特に目の前のミンダナオ国際大学・MKDでは日本語とケアギバーの勉強をしている学生がたくさんいるし科目のなかでは日本語で医療用語、介護用語も勉強してるのでへたな日本人より (ワシの様な・・・) は頼りになるのではないだろうか・・・!何はともあれ、この日は同僚のたくさんの判事さん方、弁護士先生が出席されていたが、本当にダバオの安全、そして人々を守るのは司法の正義を守るこの方たちなのだろうと思う。また、そうでなくてはいけないと思うのダ。映画の中のように本当に正義の味方のダーティ・ハリーは現実には存在しない。”少なくともダバオには今までもいいなかったし、選挙結果が出たこれからもいない。” 勘違いしている人もいるようだが・・・・。その意味では法の番人ジャッジ・トネットが引退した事は残念ではあるのだが・・・・ふ~っむ!
話は大幅にそれたけんども・・・・キムとジャッジ・トネットもイネスのファミリアな司会でリラックス、デラックス。
まず上のロウソクをジャッジ・トネットが吹き消し・・・・おめでと~!
そして13歳のキムが下の段を吹き消して・・・おめでと~~! 理事会などでも責任者として厳しい一面」を見せるジャッジ・トネット。法廷ではさぞや厳しいであろう・・・・・すかす、このキムを見つめる優しい顔~!実はジャッジ・トネットは気さくでとても優しい人なのダ。イネスが本当に心から尊敬しつつも母親か歳の離れた姉のように接しているのが良く分かるダス。
こちらも先日、PNJK-ISを定年退職されたテランテ前校長先生。サックスで60年代のポップスをお祝いに演奏ダス。
ジャッジのもう一人の孫娘エミコから一曲唄って~~っと頼まれ、バカのひとつ覚えでキャロル・キング&ジェームス・テイラーでお馴染みの「君の友達」をお祝いに唄うワシ。あんましカッコ良くないけんど・・・・。長い間ギター弾いて唄って来たのに未だに、“さまにならない”のはナゼ・・・・! 9月のGINTE2(ギンテツ)里帰り・日本ライブまでにカッコよく見えるように研究しよ~っと。(http://www.ginte2.com/ 日本のみなさん、9月にお会いしまひょ!)
テランテ先生の60年代ポップスを聞きながらワインで乾杯のトントンとワシの間に割り込みピースのイネス。(メルっちゃん撮影)
メルっちゃん、トントン、メグミと日系人会国際学校の先生方、学校の看護士ミミさんらとジャッジ・トネット。とっても穏やかで美味しい日曜日のお昼ご飯をありがとう~ジャッジ・トネット=ニナン・トネット。
そして・・・・昨日の夜は・・・・メグミのお誕生日をイネス&トントン一家とワシらダバメル、そしてルビー一家でお祝い。トーレス通りのレストラン、ハラナで。
その前に、ハラナのすぐそばにあるアサムション・カトリック教会のミサに出席して感謝のお祈りとメグミへのご加護をトントン一家とダバメルでお祈りざんす~。
ハラナはレストラン通りのトーレスにあっても老舗でハラナとモンゴリアンとサロン・バンギという3つのレストランのコンパウンド。みんな美味しく上手く注文すると“お腹いっぱい~でも、わり安~”なのダ。実はこの隣のビストロ・ロザリオというダバオで一番美味しいケーキ屋さんも同じ一族経営なのだ。このハラナの凄い所は・・・こんな感じで子供の遊び場が充実している事ダス。ワシがダバオに住み始めた2003年ごろは今よりも、もっと広く子供達がかけずり回ってた。今は当時と比べると3分1ほどの遊び場になってしまったが、それでもまだまだ・・・・。
そして・・・キニラウというフィリピン式のお刺身というかカルパッチョというか・・・・香味野菜とお酢でマリネしたマグロのぶつ・・・と言った感じのものだが・・・これが、旨い~!
セイジ君はお隣の美味しいケーキ屋さん、ビストロ・ロザリオから買って来たバースデー・ケーキに大満足。
家族の誕生日、ワイワイ・ガヤガヤ・ケラケラ・・・と熱帯ダバオの夜は更けて行ったのだ。さて、明日は朝から友人の息子の1歳のお誕生日~!明日もまたご馳走さま・・。でも、ワシは続いてるGINTE2(ギンテツ)3枚目のCDアルバムの最終のダビング録音があるので早く帰ってきて頑張るのダ。CU~.
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