ミンダナオ島で盆踊り
今、ダバオの日系人会国際学校の校庭は工事中ダス。10月に控えてるダバオ日系人会の大きなイベントの30周年記念式典とそれに続くRP-Japan・フェスティバル(フィリピン=日本友好祭り)で、使われる校庭の屋根の工事なのダ。日本でも今年は異常気象で沢山の方々が熱中症に倒れてるようだが、ここフィリピン、ミンダナオ島ダバオ市は熱帯。一年中平均して暑いし陽射しは強いので子供達を守るためにも校庭には屋根があった方が良いのだが・・・・今までの屋根は校庭の半分しかカバーしておらず、生徒数が増えた今は日陰の面積が足りないので学校としても願ったり叶ったり。RP-Japan・フェスティバルの時もこの校庭でダバオ日系人会のお神輿を披露したり、フェスティバルの最終日には盆踊り大会が行なわれるのダ。その、盆踊りの練習が始まった~。
ダバオには沢山の日本人の方々がいらっしゃるのでフィリピンと日本の友好を主軸として行なわれてるRP-Japanフェスティバルの時はしかるルートを通じダバオ在住の方々に、ご協力も含め参加頂けるようにご案内させて頂いてるのだが・・・・やはり、みなさんお忙しいようでご連絡をお願いしていた「盆踊りオリエンテーション・セミナー」にはどなたも来て頂けなかったので急遽、お忙しい“イシヤマのおばさん”に頼み込んで「盆踊り先生」をやって貰う事にしたのダ。イシヤマおばさんは昔、日本舞踊をやってたそうだが「何年も踊ってないから忘れちゃった~」と言いながらもジョナリン先生、マイケル先生、ワシの3人で手分けして探した“盆踊り資料”を確認しながらYouTube映像などもチェックして思い出して貰う。
会場となったミンダナオ国際大学(MKD)の屋上、体育講堂にはMKDから50名ほど、PNJK-IS(フィリピン日系人会国際学校)からも50名ほど、全部で100名以上の生徒たちが授業の合間ややりくりをして参加してくれた。まだまだ先・・・10月のことなんだけんども、ここ日系人会の生徒達は授業が忙しい。なんせ、通常フィリピンの学校が行なわなければならない規定授業の他に日本語の授業もあり、またガールスカウト&ボーイスカウトなど沢山の活動もあるのダ。お神輿や盆踊りをまとめなければならない責任のあるジョナリン先生やマイケル先生はお互いのスケジュールと学校全体のスケジュールを照らし合わせ、この日にスタートしなければ間に合わなくなる・・・・。
簡単に日本のお盆の事や、盆踊りの由来の事などダバオでもあるAll Soul’s Dayhttp://davashu.way-nifty.com/blog/2006/11/all_souls_day_cd06.html を引き合いに説明したりするのダ。
そして壇上でイシヤマおばさんと、去年も経験があるMKDの生徒たちの模範演技。
MKDの屋上では全員が回りきれないのでPNJK-ISとMKDとに分かれて実演練習。
MKDの模範演技を見ながら実演。イシヤマのおばさんは汗だくになって飛び回り、子供達に教えてくれた。
みんなの授業の合間などを都合して作った貴重な1時間半。でも結局「炭鉱節」だけで終わってしまった。ワシら教える側の反省も含め最後に100人みんなで打ち合わせ。次回は「東京音頭」を勉強する事にした。みんなが楽しむ事はもちろんだが我々日系人会側としてはRP-Japanフェスティバルに来て下さり、盆踊りに参加して下さる方々が「おっ、ダバオの盆踊り、ミンダナオ島の盆踊りは綺麗だね~!」なぁ~んて、思って貰えると嬉しいので頑張るのダ。モツロン、学校の授業が最優先なので練習時間を調整するのが大変なのだが・・・・・・・。
第一回盆踊り教室を終え、メルっちゃんがイシヤマおばさんやマイケル先生たちを“ねぎらいのメリエンダ”(お三時休憩)にお誘い。丁度授業を終えたナカザワ先生にあったのでご一緒に~!
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