ダバオの旧日本人墓地で慰霊祭。
8月12日の金曜日、ワシとメルっちゃんはマアと言う所にあるNCCCという大きなショッピング・モールに行ったダス。ここは割り方安いモールで生鮮物のお買い物もしたのだが、本来のお目当てはモールの中の花屋さん。もつろん、公益市場=パレンケでも買えるのだけんども、NCCCモールの花屋さんのは小奇麗なのが多いので・・・・・そして、小さな花束をふたつGET~。これは、翌13日にダバオ市の郊外、ミンタルという街で行なわれる在留先亡日本人・慰霊祭で献花するため。
メルっちゃんと、ひとつずつ選んだダス。
翌日はイネス&トントン夫妻と共にミンタルへ。ミンタルは戦前から入植していた日本人の人達が作った街で「民多留」と書いていたのだそうだ。戦後、日本人が眠るこの墓地も“山下財宝”の話や戦争中の反日感情など、歴史に翻弄され・・・・今は現地の人達のパブリック・セメタリーとなってる。私立の墓地は水道の設備やトイレなども完備し、管理人が清掃するのだが、一般的な パブリック・セメタリー=公の墓地 はこんな感じ。日本の墓地からは考えられないかも知れないが・・・。フィリピンのお盆11月1日&2日にはこのお墓の上で家族が集まってお茶を飲んだり食事したり、一晩泊まったりもするのダ。
そんな中をずんずん進んで行くと・・・・。
フィリピン日系人会国際学校(PNJK-IS)の看護士のミミさんやロエナさん、高校部の校長先生ルースさんなど、仲間が集まってきた。
大きな木の木陰にはすでにPNJK-IS理事長のニナン・トネットをはじめミンダナオ国際大学の学術学長のDr.ラウラ・セスポン先生やアナベル、パナギートンさん、そして内田お父さんの後継者でPNJK-ISで少年野球を教えてくれているコーチ・ユウスケの奥さんアツコさんも参加して下さった。
ダバオのフィリピン日系人会長老でUCCP教会の牧師さんであり、ダバオ市民栄誉賞のようなダート・バーゴ賞受賞者のフェルナンデス牧師のリードで式が始まる。去年からこのダバオ・フィリピン日系人会がずっと続けてきた慰霊祭の共同主催となって頂いた在ダバオ日本領事館の磯田閣下が2基ある慰霊塔に、日本国を代表して各々花を捧げて下さる。
自由移民であったここ、フィリピンへした移民の人達にとって日本国政府、外務官が公務としてこの民多留で献花して下さることは大切な意味があると思うダス。
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