フィリピン・ダバオ市での天皇誕生日式典
ダバオの在駐在官事務所、領事館から今月 打診があり・・・・「日本とフィリピンの国歌の生演奏とレセプションのインターミッションでリコーダーの演奏をやって頂けないか?」との事。 そんな訳で・・・クリスマスの全校生徒音楽プレゼンテーションの絡んだ授業で忙しい中、フィリピン日系人会国際学校(PNJK-IS)とミンダナオ国際学校(MKD)の生徒諸君と授業の合間を使って、この日、Cocktail Reception for The79th birthday of His Majesty The Emperor of Japan の式典をお手伝いするべく練習してきたのダ。 一応・・・ワシはプロフェッシュナルのはしくれなので・・・みんなより早く入りしてマイクテストや場内の状況確認、リコーダーメンバーたちのためのステージへの順路確認や待機場所の確保など・・・下準備。領事館のフィリピンスタッフの皆さんとも打ち合わせを終え、再度チューニング。今回は140人程のレセプションで会場も中ぐらいなのでワシのギターはマイク無しでも音が届くので日比国家を唄うMKDの学生のみにマイクをアレンジ。この後すぐに正装に着替え・・・。
時間通り、19時よりレセプションは始まった。フィリピンに敬意を表しフィリピン国歌 Lupang Hinirang をミンダナオ国際大学MKDの国際学科2年生ロビージェンに歌って貰う。フィリピン国家を歌うとき、そこに国旗がある場合はみんな右手を胸にあてて、極力、国旗に向って歌うのが作法。
日本国国歌 君が代 はMKD国際学科4年生のクリスティンジョイに直立不動で歌って貰った。伸びのある綺麗なハイトーン。 続いて、マニラから在フィリピン・卜部大使からのスピーチ。そしてダバオ現市長のサラ・ドテルテ女氏からのスピーチと続き・・・・
PNJK-IS高校生のリコーダー・アンサンブルの出番。バレリー先生以下、みんなを引率してステージへ誘導~。日本国に敬意を表し、日本の子供の曲「どんぐりころころ」から。アレンジはリコーダー奏者の浅井愛さんに監修して頂いた今年のリコーダー・コンテストの課題曲。2日間だけしか時間が取れなかったが “厳しく、楽しく” 再練習したかいがあり、何度も注意しダメだしをしたパッセージも上手くこなし・・・・!
音楽監督のワシも・・・・ほっと・・・表情が緩んだところを領事館のステーシーさんのパッチリ撮られていた~!
2曲目はフィリピンのダンブーダンスという竹を使ったフォーク・ダンスの曲として有名な「Tinikling」と言う楽しい曲。このリコーダー用アレンジはソプラノ1、ソプラノ2、アルト、の3部で演奏出来るようにワシがしたもの。皆には「ミスなんか、してもいいから楽しんで演奏してくんろ~~!」と、スタート前に言い放ち、1発 笑かして来た。・・・こちらも、期待通りの楽しい演奏!
おかげさまで・・・拍手喝采~。安西領事、卜部大使、両氏と日系人会理事の方々と共に記念写真・・・・コングラチ! みんなお疲れサマンサ・タバサ~。
20時終了。高校生たちは一足先に学校に帰り・・・・。ワシは自分の楽器や譜面台、着替えなどをかかたずけて・・・トントンの車でベルサリオに帰る。イネス&トントンが居ないのでメルっちゃんがメグミとセイジ一緒に夕ゴハンを食べて子守番をしていたのダ。その後、トントンはダバメルをビンセントまで送ってくりたのは言うまでもない~!
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