クリスマスに向けて早朝ミサ~シンバンガビSimbang Gabi
今日からは、朝3時半起き~! スペインやメキシコ、そしてここフィリピンにまだ残ってるカトリックの風習・・・ミサ・デ・ガリオ Misa de Gallo (スペイン語で“一番鶏のミサ” あるいは “雄鶏のミサ”と言う意味らしい・・) 現地では シンバン・ガビ Simbang Gabi と言う夜明け前の4時半から行われるミサに与かる(参加)する為なのダ。 まるで・・・早稲田の穴八幡に一陽来復のお札を頂に行く様に・・・明治神宮に破魔矢を頂に行く様に・・・。ダバオの本田家・家長としてのお努め、もしくは儀礼も含めて、グースカ・ピ~のメルっちゃんを置いて夜明け前のアングリオント通り。この夜明け前のミサは24日まで九日間、続くのダス。
この時間のアングリオント通り(旧名:ママイロード 今でもママイでも通じるけんど・・・)は、ワシが住みだした2003年の頃の様に交通量が少ない。昔は昼間でも3分に一台くらいしか車が通らなかった・・・・今では考えられないだろうケンドも。 そんな中、この時期シンバンガビの為にトライシクルがバタバタと走って教会に向うお客さんを拾って行く。ダバオ市中心部では規定がありトライシクルはJPローレルなどの幹線道路に出ての走行営業は禁止されてるがシンバンガビの時、ミサが始まる前まではこのサブディビジョン(分譲住宅地 SUBD)をむすぶ枝道でもあるアングリオントから幹線のJPローレルに出てカルメラ会修道院のチャペル、カーメライト教会まで運んでくれる足となるダス。特にお年寄りには“融通が利いたサービス”となってるのだ。 でも・・・ワシはあるってく~。
ダモサ・ゲート・ウェイと言う名前になったこのコンパウンドにも24時間のピザ屋さんや反対側のコンセントレックスの方にはマクドなど・・・・こりゃまた2000年当初のダモサを知ってる人には信じられない様な発展なのダ。もともとはフロレンゾさんの広大な椰子農園だったこのあたり。ダバオ・モーター・セラーズなど車の修理工場やディーラーがあるくらいだったところにサンペドロ近くで日本語学校だった日系人会の学校が出来、発展しフロレンゾさんも再開発。発展の要因はいくつかあるものの、外国に出て働き外貨を稼いで来るOFWの力が最大の要因だらう。最近ではSMショッピング・モールもオープンし・・・・・どんどん変わるダモサ。でも・・・2003年からカーメライト教会に通いシンバンガビ・・・・これ、変わらず~!
昔に比べ爆発的に増えた車・・・しかもピカピカの新車(状態のイイ中古車?) カーメライト教会の駐車スペースは狭いのでJPローレルの教会前に路上駐車が増える。
教会前出店ではフィリピンのチマキともいえるスマン(もち米を砂糖・ココナツ・ミルクで炊いて?蒸して?ありバナナの葉でくるんだ細長いの)やビビンカ(かるかん饅頭の様な食感)やポトなど・・・売ってる。
ワシがテクテクと教会にたどり着いたのはビンセントをでて20分後・・・約4時10分。すでに教会の中に入れない人たちが自前のイスで外に陣取ってるのダス。
ワシも当然・・・慣れたもので、こんな折りたたみベンリ椅子を持っていったのダ。
おかげサマンサ・タバサでちゃっかりといつもの場所、左側の回廊の真ん中らへんに場所をメッケ~。
蒼い夜明け前の空の下、4時半にミサの始まりを告げる鐘が鳴り始める。12月の鐘がダバオの街に響くのダ。
クリスマス飾りの定番、星型のランタン パロルの下をくぐり自分の家へ帰っていく人たち・・・
クリスマス前の九日間、みんな教会に通ってクリスマスを迎えるココロの準備をするのダ。
ダモサ交差点ではそれぞれの住宅地に帰る人を満載したトライシクル。それでもワシはあるって帰るのだ・・・・・。 PS ちなみに・・・ビンセントに帰り着いたのが6時40分頃だったケンドも・・・メルっちゃん、まだ寝てますた~~!!
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