フィリピン・ホーリーウィークの習慣②Station of the Cross 十字架の道行き
ホーリーウィークの金曜日、カトリックで言う聖金曜日。一般的にカトリック信仰が人口の80%を占めると言われるフィリピンにあってモスレムの人達の多く住むここ、ミンダナオ島でもカトリックの行事は頻繁に粛々と行なわれてる~。フィリピンにはサブディビジョン(S.U.B.D) と言われる分譲住宅地が沢山ある。そんな住宅地には自治組織があって・・・大概の住宅地でホームオーナー達の世話役が居るのだが、ベルサリオ・ハイツ・サブディビジョンでも毎年聖金曜日の早朝から住民達による「 Station of the Cross ~十字架の道行き」 があるのダ。満月の浮かぶハカナ通り、午前4時30分、ベルサリオSUBD のチャペルに向かう。
毎年、百人ほどの人達が参加してベルサリオSUBD内に設置された14のステーションを巡るのダス。
一つのステーションごとにお祈りを読むリーダーが十字架を担いで歩きそれに続き歩くワシらは聖母マリアへの祈りを繰り返し、賛美歌を歌いながら次のステーションへ向う。2006年はこんな、だったダス。
14の留=ステーションを巡り、最後にチャペルでお祈りするのだ。ステーションは毎年持ち回りで決められた家が各々飾りつけをして家の前に準備するのダ。
その家々によって違う飾りつけも見ていて面白い~。
いつも思うのだケンドも・・・・夜明けは、だんだんにやって来るのではなく・・・空の蒼さが変わったなぁ~っと、思ったら突然、トチゼン、パコォ~ン!っとやって来るのダ。
ひたすら歩き・・・時たま小声で「あれっ、このお宅、門と塀のペンキ塗り替えたね・・・」とか、「あっ、この花見た事ないねぇ~!」とかチカチカ(Chika chika お喋り、噂話)しながらお祈りしながら、歌いながら・・・・・
今日もスマン~。聖書とスマン!フィリピンのオヤツの代表選手スマン!(日本のチマキのようなもの)
バナナの葉っぱを剥くと・・・スマンはスマンでも Suman Nilamburan というココアが入ったスマン・・・・。 コーヒーを飲んだりティナパイ(パン)を食べたりゆで卵を食べたりして、ワシらはお開き。イネスは次回のデバイン・マーシーのお祈り会の打ち合わせで婦人会のメンバーとお残り。
ワシらダバメルも一旦ビンセント・ハイツSUBDに帰る・・・・道すがら・・・子ヤギが歩き回るベルサリオ~。
ベルサリオに二つある出入り口のガード・ハウスにある掲示板。こんな風にブロック・ロザリーやらGKKのミーティングや書いてあるのダ。
ビンセントに帰宅。まだ8時前~。TVをつけてみると・・・今日はTVもお休み! メグミに聞いたら朝10時から番組があるが全て録画でライブは無いとか~。(モツロン、ケーブルTVなのでNHKやBBCなど契約に入ってる番組は見れるケンド~)
婦人会の打ち合わせが終わったイネスから10時半ごろ電話があり「ビニグニック(Binignit) が出来たから一緒にお昼を食べよう~」っとお誘い。人通りもタクシーも無い。たまたま運よくトライシクル~。二人で飛び乗ってベルサリオへ。
南国の花が咲くイネスの庭~。
イネスの手料理、ビニグニック(料理バナナやガビ芋、ジャックフルーツなどが入ったお粥の様な、お汁粉のような、主にオヤツの食べ物)を食べてると・・・・
アイナがやって来た~。ルビー一家は今日ビスタ・イグレシアで終わってからベルサリオに来たのダ。
ルビーも叔母さんが作ったビニグニックを持ってきて皆で食べ比べしたり・・・・チカチカ。その後トランプ・ゲーム~。これぞピノイ・ファミリーの休日なのダ。
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