フィリピン・ホーリー・ウィークの習慣③ブラック・サタデーからイースター。
トントンが手土産で買ったマグロのカマ焼き。ルース・キニラウというダバオの老舗シーフードレストランで300ペソ、約700円ほど。 ソグバと言われる炭焼きスタイルでとっても旨い~。(マグロの身はギッシリ詰まってるので3~4人前分はある)
ヤンヤンとタタイ・マカリオとワシ。
その後、イネスをタタイのサリサリに残してメグミ&トントン&セイジ君とダバメルで近所をドライブ~。カリナンの町も10年前から比べたら大分発展したダス。でも、話によると、100年前から木材伐採などの目的でここに移住して来た日本人が町を作ってたいそう賑わっていたそうな・・・。
とは言え・・・5分も走らないうちに景色はこんな風に変わる。今でもダバオのパレンケ=市場で見る農産物の多くはカリナン~マラハン辺りから入ってくる。このマイル・ストーンには「ダバオ市より27Km、マニラより1、682Km」と記されてる。
10分ほどのドライブ、フィリピンの国鳥=フィリピン・イーグルで有名なフィリピン・イーグル保護センターに。ここは、また、ダバオ市水道局 DCWD の水源地としても古くから有名な場所なのダス。
イーグル・センターの中の歩道には敷石を買って寄付とし名前を書いたものが並んでる。ここは数年前に改装された。改装前はダバオ生まれの内田達男の名前も協力者として入り口に刻まれていた。
はてさて・・・ドライブも終え、ダバオに戻ったワシら。イネス&メグミはパーマ屋さんへ・・・トントンは買い物。なのでワシらダバメルとセイジ君はビンセントでお留守番~。
そして・・・夜またお出かけ。復活祭・イースター・イブの恒例。火の清め、ブレッシング・オブ・ニュー・ファイアーのお祈りにためダス。露店の並ぶ教会前を抜けて・・・・
サンタ・アーナの教会へ。でも、中途半端な時間に着いてしまったので・・・
バハダのレデムトリス教会へ戻って夜8時からのブレッシング・オブ・ニュー・ファイアーのミサにアテンド。初めてこのミサを体験したのは2004年だったか・・・カリナンの教会でだった。その時は確か3時間ほどやっていて普段は1時間ぐらいで終わるカトリックのミサなのに「長いなぁ~、でも神秘的だなぁ~~」っと思ったのをよく憶えてるのダ。
教会の前で松明に点けられた火を教会の大きなロウソクに移し、そこで初めて教会の入り口が開かれる。1本のロウソクの光だけで暗い中、皆教会に入る。その後、写真のように祭壇の辺りだけ灯りが点るのダス。
そして・・・その1本のロウソクから分けられた灯火が次々と皆のロウソクに継がれて行く・・・
そして、教会の明かりが点けられる。この日のレデムトリス教会には中に約3千人、外にも1千人ほどが集まっていたようダス。ミサは10時過ぎに終わったので約2時間。それでも、いつものミサの2倍の長さ。特別なミサなのダ。
そして、翌朝「ハッピーイースター!」
朝7時には席取りをしてみんなの朝ごはんを注文。子供の居るイネス&トントン一家は後から追っかけで来るのでメルっちゃんと二人で先発。それでもすでに沢山の人~。しかも、波打ち際のテーブルは満潮時のため限られてる。何とかテーブルを確保。
この3日間、肉を控えていた(カトリックの風習上)皆のためにフンバという豚肉の料理や・・・
ダンギットという魚を干物にしたものや(セブが特産でほのかな発酵臭がある。)・・・・
お手伝いのサラやイネスが学校に通わせてるディジェイも一緒に8人で楽しむのダス。水辺はキリスト教と関わりが深く、バプティズム~洗礼は水をかけたり体えお水に沈めたり・・・そんな、関係もあって復活祭・イースターの時にはこのパラダイスは人が一杯になるのかも知れない~。
それでもワシらダバオっ子~ Dabawenyo ~ダバウエンニョはパラダイスを後に・・・
10時57分にはパラダイスからダバオへ向うバンカ(船)の上~。これぞ粋なダバオっ子!
夕方近くワシらはサンペドロ墓地で雨がやむのを待っていた・・・。
去年亡くなってココに埋葬されたトントンの姉さんのお墓参り。お誕生日が4月1日だったので前日だけどお参り。フィリピンでは無くなった家族のお誕生日にもお参りする習慣があるのダ。
と言う訳で・・・・ホーリー・ウィークのお休みはお終い~。4月1日からは皆、仕事。ワシも学校で打ち合わせに入る。みなさん、ハッピー・イースター! 追伸PS ここのところドタバタだったのでダバオの少年野球大会のことや、ミンダナオ国際大学(MKD)の卒業式やフィリピン日系人会インターナショナル・スクール(PNJK-IS)の終業式&卒業式のことは、後日、おってお伝えするザンス~。
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