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2014.03.11

黙祷し・・・・それから。

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3年経った。 今でもNHKワールド・プレミアムで伝えられた映像から目が離せなかった事ははっきり覚えてる。家族、友達、同胞を思い、フィリピン、ミンダナオ島の住宅地ベルサリオ・ハイツのチャペルで一心に祈った。 戦前から日本人の自由移民が進んでいたここダバオには沢山の日系人が暮してる。フィリピン全国に沢山の独立した日系人会が有るが、唯一、幼稚園から小学・高校そしてカレッジまで有し運営してるのは我々ダバオの日系人会=フィリピン日系人会=PNJKだけ。そんなPNJIの運営するフィリピン日系人会国際学校=PNJK-ISでは3月11日金曜日午後の津波災害の報を受け週末明けの2011年3月14日・月曜日に全校をあげて日本の皆さんのために祈った。  そしてその後日、毎年恒例のスポーツ大会でも支援活動。  我々PNJKのみならず、同じくミンダナオ島中央部のキダパワン市にあるj児童養護施設イースタービレッジの子供達、職員たちも彼らに出来る精一杯の支援努力を惜しまなかった。 カトリック北海道教区からいらしてる佑川神父さまが2002年からこのミンダナオの子供達のために開いた“再生の村”だ。ここでも日本の友人のために祈られた。そして義援マラソンを日系人会の方々と走った・・・・・。しかし・・・・今日のNHKを見ていて感じたのは 「3年間で何が変わったのだろう・・・」 と言う実に素人の感覚だった。何しろ分からない事ばかり。でも、コレだけは言えると思う。どうやって安全性を確保するのか、後処理はどうすれば出来るのか、そんな事も分からないで手を出してしまった原子力はこれ以上、続けるべきではない。みんなが“理性”を持ってこれ以上の危険を作り出す事をやめなければならないと思う。物事には色々な見方もあろうが安全だと言われた原発が未だに人に、動物に、自然界に危険な放射線を出し続けていて、それを誰も止められない事は事実だ。3年経った今日、日本人として海外で生きるワシも自分自身の責任を考えている。ただ、パンドラの箱の底には“希望”が隠れているのだ。陽はまた昇る・・・絶対に。我々一人一人は小さき者だがお互いに力を信じて、前に進みましょう。

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Comments

( ^ω^ )ごぶさたしております。第9回のダバオ・シティ・ベースボールカップはもうすぐですね。

Posted by: キヌガワ&ユウコ | 2014.03.15 02:13 PM

キヌガワさん、ご無沙汰してます。
もうすぐベースボール・カップ
ご報告出来ると思います!

Posted by: ダバシュー | 2014.03.15 03:11 PM

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