日比友好祭り~ダバオで本格的な「能ワークショップ」(2)
例年だと・・・KICK OFFの後はリコーダーコンテストに集中しつつ、映画祭や、カルチャーレッスンのお茶やら書道、フィリピン料理・日本料理、などの教室を覗いて回ったり・・・とか、多少ゆっくりできるのだケンドも・・・・。今年は観世流能の分林先生が日弁連でフィリピン日系人のサポート活動を長年続けて下さってる河合弁護士のお誘いで10月9日にダバオ初の本格的「能ワークショップ」を開いて下さる事となった。そこで・・・問題になったのが「能舞台」なのダ。ご存知の通り能の舞台は特殊な形と“すり足”で演技をするため、平らでスムースな所謂“檜舞台”の再現をしなければならない~。ダバオにも近代的なコンベンション・ホールはいくつか有るし、各々構成を変えられる舞台装置も揃ってるのだが・・・・。基本的に日本の様に板張りの舞台で日舞や歌舞伎、能などがそのまま演じられる舞台は無い。舞台のトップだけでもダバオで揃えられる材料で仕上げなければナラナイ! 話が有ってから3週間、会場下見や材料探し、スタッフ集めから設計などJPIC企業協議会のエブリンさんと詰めて来た。そして、8日から仕込み造作に入ったのダス~!
ちょっとだけ、時間が開いたのでイネスの教えてる生け花教室を覗いた~。彼女はメルっちゃんも誘ってダバオで草月流派のいけばなワークショップで勉強して来たのダ。
花器やら、花の種類やら日本とだいぶん違うケンドも・・・いけばなの基本を押さえ、みんなで楽しんでる~。
そして・・・施工チームはSMラナンのコンベンション・ホール SMXに向う。
我々が「能ワークショップ」のために押さえたのはホール2。予定座席数は1200だが、キャパ事態は2000は余裕。
ここからは、時間との戦い~!。搬入、施工、搬出までの時間には限りがある。
おかげさま~施工時間も間に合いそれなりのステージが能舞台に変身!
これは、3週間前に始めた設計時のワシが書いた絵コンテ・・・・
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