Pipey ～パイピィの事・・ダバオで猫と暮す

今、ワシらダバメルはダバオでパイピィと言う猫と生活を共にしてるダス・・・・

ワシをダバオへと誘ったオジ、内田達男が５月初めに天国に旅立ったのだが、諸事情で葬式が約１週間遅くなった。その間、ダバオで葬儀の準備が整うのを待つ日々。屋根の上で夜な夜な子猫の「ミャァ～～ミャァ～」と言う泣き声が２晩 続き・・・・３日目の夜、丁度葬儀のためダバオを出発する３日前の早朝のこと。気になりかすかな泣き声を頼りに早朝５時過ぎにハシゴで屋根に登ったのダ～！

そして・・・探し当てた泣き声の先は屋根ではなく・・・（２日前までは間違いなく屋根の上）雨樋から雨水枡に水を落とすパイプの中！　疲労困ぱい、死にそうな弱々しい泣き声だが・・・こわくてパイプのエルボーから出られず！

メルっちゃんを起こし・・・洗濯用のゴム手袋で安全装備してもらい・・・パイプの出口で待機。ワシはバケツに一杯の水を入れて屋根の上。ワシが屋根の上の雨樋パイプに水を一揆に流し、その水圧でパイプのエルボーから子猫を押し出し、上手くメルっちゃんがキャット・・・いや・・・キャッチする作戦。失敗すると下水の本管に流されてしまいもう救出は出来なくなる・・・。十字を切って、メルっちゃんと声を掛け合い・・・せ～～のぉ！！

メルっちゃんの最高のキャッチで救出成功～～！

虫の息の子猫を暖かい水で洗い・・・タオルに包んで・・・メルっちゃんがだっこして暖め・・暖めたミルクをストローで少し少し口に注いだ・・・・３時間ほどの即席 ICU 。

お陰さまで元気になり・・・オジの葬式で１週間ダバオを離れたものの・・・メルちゃんの妹が面倒をみてくれて・・・

おもちゃで遊び・・・

とろとろ眠り・・・ワシの手や足をかじり・・・よくゴハンも食べ・・・オシッコもウンチもちゃんとトイレでして・・・・

お医者さんで注射されたり薬飲まされたりはしたけど・・・・

今はきわめて気楽に暮しております～！